【復縁に2年】「自ら壊す」恋愛パターンを卒業するために私が沈黙したワケ

なぜ、あなたは幸せを自ら壊してしまうのか?

あなたは、幸せな恋愛を自ら壊してしまった経験はありませんか?

関係が深まると、無性に逃げたくなったり、相手の欠点ばかり探したりして、自分から別れを衝動的に切り出してしまう。

「私から壊さなきゃ、いつか彼に裏切られてもっと傷つく」

これは「飽き性」とか「身勝手わがまま」ではなく、過去のトラウマからくる「愛着の自動防御システム」が作動している証拠です。

この記事では、私が復縁までの2年間の沈黙を通して、その自動防御システム(脳の癖)をどのように整えたのか。

愛着を安定させる具体的ステップをすべてお伝えします。

復縁に2年、時間をかけた理由

かつての私が、まさにその「自ら壊す恋愛パターン」の渦中にいました。

私が復縁に2年も時間をかけたのは、彼への執着ではありません。

これまでの恋愛パターンが、いつも「自ら壊す」パターンということは、長い人生で気づき始めてました。

このままで復縁をしたり、新しい恋愛をしても、また「同じパターンで終わってしまう」。そういう危機感がありました。

だから、この自己破壊的なパターンを「最後の恋愛」で完全に終わらせるため、時間をかけたのです。

もしあなたも自分の恋愛を、自ら壊してしまう「脳の癖」があれば、今すぐにでも、集中的に自己改革という名の、内面意識の再構築をおすすめします。

問題を分解:「壊す癖」の正体は愛着障害の防御反応

あなたの「うまくいってるのに壊す癖」は、わがままでも性格の問題でもありません。

それは、心理学で言うところの「愛着障害」の回避型、あるいは恐れ・回避型に強く関連する自動防御システムです。

なぜ、関係が順調なのに逃げたくなるのか?

それは、親密な関係になると、幼少期に体験した「甘えを拒絶された痛み」や「裏切られる恐怖」といった過去の記憶が、無意識下で蘇るからです。

脳は「この安心は危険だ。裏切られる前に逃げろ!」と警報を鳴らします。

そして、その恐怖を回避するために、人は自ら関係を破壊するという究極の自己防衛に出るのです。

衝動的な別れや突き放す言動の裏側には、実は「これ以上、私が深く傷つけられる前に、終わらせて」という心の叫びが隠されています。

解決策:2年間の沈黙は「内なる敵」との戦いだった

私が2年間、沈黙を守ったのは、彼から愛されたかったわけではありません。また、彼からの連絡を待つためでもありません。

それは、この敏感すぎる「愛着の防御システム」を、いったんリセットして、ゼロから整えるための、内なる戦いの期間でした。

私が集中した内面意識の再構築は、以下の3つです。

・愛着パターンの再定義:

過去のトラウマと向き合い、「親密になっても安全だ」という新しい信念(脳の癖)を上書きするセルフワークに集中しました。

・感情の健全な処理:

不安やネガティブな感情を「破滅行動」で発散するのではなく、「ノートへ書きまくることで言語化」や「音楽を聴いてポジティブで満たす」などによって、安全に処理する方法を確立し、感情の暴走をストップさせました。

・自己肯定感の安定化:

彼の言動や評価、愛情の分量など左右されないよう、自分自身の価値観を確立し、揺るがない自己肯定感の土台を築くことに注力しました。

この「脳の癖の改革期間」があったからこそ、復縁後も自ら壊す衝動に駆られることなく、彼との間に「壊れない関係」をスムーズに築くことができています。

✅ まとめと次の行動

恋愛を壊す癖は、あなたの「性格」ではなく「脳の癖」です。そして、それは必ず治せます。

その一歩は、「彼との関係」ではなく「あなた自身の内面」に目を向けることです。

沈黙期間は、復縁を目指す人にとっては大チャンスです。

この沈黙期間を利用しない手はありません。

永遠に続く愛を得るには、自分との向き合いは不可欠です。

次回は、『復縁後の愛着安定化プログラム:うまくいっている時にこそすべき、愛を壊す癖の再発防止法』を具体的に解説します。