復縁できる理屈を知りたい、という人が復縁から一番遠い人
たまに「復縁できる理屈が知りたいです」という人が来られます。
でも、その時点で、脳がかなり拗れてしまっていることに、気づいてほしいのです。
なぜならば。
理屈や理論を学べば学ぶほど、復縁からは遠ざかってしまうからです。
復縁活動の目的は、「知識を増やすこと」ではなく「自分が変わること」にあります。
知識は、変わるための“きっかけ”や“道しるべ”であり、ゴールではありません。でも、お勉強が大好きな人ほど、このスタートラインを間違えてしまうのです。
理屈や理論は、新たな思い込みを創造する
私自身も、かつては頭でっかちで、屁理屈ばかりこねていた時期がありました。
「こうすれば復縁できるはず」
「このマインドの方が効果あるはず」
「思っていれば、すべて叶うはず」
理屈に頼ることで安心しようとしていたのかもしれません。
でも、どれだけ知識を詰め込んでも、現実は何も変わらない。むしろ、知識が増えるたびに、自分の中に新しい“刷り込み”や“思い込み”ができてしまい、ますます状況は悪化していきました。
本当に変わるために必要なこと
とことん行き詰まったとき、私はようやく気づきます。
「もう、学ぶのは一旦やめよう」
「変わると、決めよう」――と。
大事なのは、脳の土台・脳の癖を整えることでした。
それには、情報を遮断して、自分に集中することが必要です。
【ない】に目を向けるクセをやめて、【ある】を見つける習慣をつける。
毎日ノートに「自分にあるもの」「日常にある幸せ」を書き出す。
この作業を毎日したことで、自分の意識がどんどん変わっていきました。
ずっと私には何も【ない】と思っていたのですが、ある日急に【ある】に変わったのです。
早い人なら1日で変わります。
ゆっくりでも、1ヶ月続ければ脳は整っていきます。
でも人間は、すぐ忘れる生き物です。だから3ヶ月は、しっかり継続することも大事です。
そうすれば、自分の中に【ある】という感覚がしっかりと浸透していきます。
その先に、願望成就がある
脳が整った後に、引き寄せや潜在意識の書き換えを行えば、願望実現は加速します。アファメーション、瞑想、言霊・・何でもいいです。自分にとってピンとくるもので実践すれば、現実化は早いです。
でも、はじめにやることは「脳の土台を整えること」です。
スタート地点を間違えなければ、必ず望む未来は手にできます。
復縁もできるのです。