復縁にも「鏡の法則」を利用します
相手に感じたものは、自分ごと!と捉えると人生好転します。
私たちは日常の中で、他人の言動や態度に対して、さまざまな感情を抱きますよね。
たとえば、「あの人の態度が気に入らない」とイライラしたり、「あの人の優しさが素敵だな」と感じたりすることもあります。
こういった感情は「鏡の法則」によるものかもしれません。
鏡の法則とは、自分の内側にあるものが、他人という鏡を通じて映し出されているという考え方です。別な言葉で説明すると「自分が感じていることや考えていることが、そのまま周囲の人や物事に映し出される」という考え方です。
投影という言い方をする人たちもいます。どちらでも同じですので、相手を見て、自分の内面の状態を理解しましょう。
鏡の法則とは?
鏡の法則を簡単に言うと、「他人に感じることは、自分の中にもある」という法則です。
たとえば、誰かの冷たい態度にイライラするのは、実は自分自身が「冷たくされるのが怖い」「自分も冷たくしてしまったことがある」といった気持ちを抱えているからかもしれません。
逆に、誰かの優しさに感動するのは、自分の中にも優しさを大切にしたいという思いがあるからなのです。
その他にも例えば、
・いつも怒っている人がいると感じる場合: あなたも心の奥底で怒りを感じている部分があるのかもしれません。
・周囲の人から信頼されないと感じるとき: あなた自身も、なかなか人に心を開けずにいるのかもしれません。
・いつも不幸なことが起こると感じる時: あなたの心の奥底に、ネガティブな思考が根強く残っているのかもしれません。
このように、自分が抱えている感情や考え方は、周囲の人や物事に投影され、それが自分自身に返ってくるのです。
鏡の法則が教えてくれること
他人に感じることを通じて、自分の本音や無意識の感情に気づくことができます。
例えば、こんなことがありませんか?
・「あの人がいつも偉そうで嫌だ」
→ 自分もどこかで、誰かに対して同じような態度を取ってしまったことがあるのかも。
・「あの人の行動が理解できない」
→ 実は自分も、似たような行動をしていたり、自分の中で認めたくない感情が隠れているのかも。
このように、相手に対する感情は、自分の内側を見つめるチャンスでもあるのです。
なぜ鏡の法則が起きるの?
・共振現象: 人間の心は、波動のようなもので、似たような波動を持つものに共振しやすいからです。
・投影: 自分の嫌な部分や認めたくない部分を、他人に投影することで、それを自分から切り離そうとする心理が働いているからです。
・自己防衛: 自分を守ろうとする防衛本能が働き、周囲の人や物事を自分にとって都合の良いように解釈してしまうからです。
鏡の法則を知るメリット
・自己理解が深まる: 周囲の人や物事との関係性を通して、自分の内面を客観的に見ることができます。
・人間関係の改善: 相手に感じる感情を通して、自分の課題に気づき、改善することで、より良い人間関係を築くことができます。
・心の成長: 自分自身の成長につながるきっかけをつかむことができます。
鏡の法則を日常に活用する方法
・相手に感じたことを書き出してみる
「なぜ嫌だと思うのか?」「どこが好きだと感じるのか?」と、具体的に掘り下げてみましょう。
・自分の内側を振り返る
「自分も同じことをしていないか?」「なぜそれを嫌だと感じるのか?」と、自分の感情を見つめることで、新たな気づきが得られるはずです。
・感謝の視点を持つ
嫌だと感じた相手も、あなたが自分を成長させるための「鏡」として現れています。その視点を持つだけで、相手への感情が少し楽になることがあります。
※会員様は、具体的なワークは、個別に送ってます。また、会員様ページにもワークは掲載しております。
鏡の法則を知ると人生が変わる
鏡の法則を意識することで、他人の言動に振り回されることが減り、自分自身を深く理解できるようになります。相手は自分ですので、自分の内側を知るきっかけになったと、捉えることができるからです。
人間関係の中で感じる感情をヒントに、自分の内面を見つめ直すクセをつけると、今後の人生も楽になります。
「相手に感じるものは、自分の中にもある。」
そう思うだけで、世界の見え方が少し変わるかもしれませんよ。
まとめ
「鏡の法則」は、自分自身と周囲の人々との関係を、より深く理解するためのヒントです。この法則を意識することで、より良い人間関係を築き、自分自身も成長していくことができるでしょう。
ポイントは、「相手を変えるのではなく、自分が変わる」ということです!
自分が変われば、相手も変わります。
具体的な例をあげると・・
・いつも怒っている人がいる場合: もしかしたら自分自身がたくさん怒りを抱えているのかもしれません。
・周囲から信頼されない場合: 自分が他人を信頼できていないのかもしれません。
・いつも不幸なことが起こる場合: 自分がネガティブな思考をしているのかもしれません。
これらの例のように、周囲で起こっていることは、自分自身の心の状態を映し出している可能性があります。さらに、周りに仕事しないとか、不真面目な人がいるという場合は?
不真面目な人を見ると腹が立つ場合は?
当塾には「真面目です」という方が多いです。これは、かつて私にも、同じ傾向があったため、似たような人を、引き寄せてると考えられてます。(今私は、程よくテキトー人間です。真面目過ぎると、人生が好転しないため、やめました。^^)
不真面目な人を見ると、許せない、腹が立つという感情は、実はあなたの心の奥底にある、様々な感情が複雑に絡み合っている可能性があります。
なぜ不真面目な人に腹を立てるのか?
その感情の裏には、以下のような様々な要因が考えられます。
・自分の価値観とのギャップ: あなたが真面目さや責任感を非常に重要視している一方で、相手がその価値観を軽視しているように感じることで、強い不満を感じている可能性があります。
・不公平感: あなたが一生懸命努力しているのに、相手は楽をして成果を出しているように見える場合、不公平感から怒りを感じることがあります。
・裏切られたような気持ち: 過去に不真面目な人に裏切られた経験があり、それがトラウマとなり、似たようなタイプの人に対して警戒心や不信感を抱いているのかもしれません。
・自分の内面への投影: 相手に自分のダメな部分や克服したい部分を見ている可能性があります。例えば、自分自身も本当はもっと頑張りたいのに、できないという葛藤を抱えている場合、相手にそれを投影し、怒りを向けることがあります。
・完璧主義: すべてが完璧であるべきだと考え、少しでも不完全な部分があると許せないという完璧主義的な傾向を持っているのかもしれません。
内面で起きていること
・理想と現実のギャップ: あなたが理想とする姿と、現実の自分や相手との間に大きなギャップを感じ、そのギャップに苦しんでいるのかもしれません。
・コントロールできない感情: 怒り、嫉妬、不安など、様々な感情が入り混じり、コントロールできずにいるのかもしれません。
・自己肯定感の低さ: あなた自身の価値を低く評価しており、相手を攻撃することで自己肯定感を保とうとしているのかもしれません。
どうすれば良いのか?
・自分の感情を観察する: なぜ怒りを感じているのか、その感情の根源を探ってみましょう。
・相手の状況を理解しようとする: 相手の立場になって考えてみることで、怒りの感情が軽減されるかもしれません。
・完璧主義を手放す: 完璧を求めるのではなく、人間は誰でも完璧ではないということを受け入れることが大切です。
・自己肯定感を高める: 自分の良いところを見つけ、自分を認めることで、心の安定につながります。
まとめ
不真面目な人に対する怒りは、あなたの内面にある、様々な感情が複雑に絡み合っている結果である可能性があります。その感情に目を向け、自分自身と向き合うことで、より穏やかな気持ちで周囲の人と接することができるようになるでしょう。
大切なのは、怒りの感情をそのまま放置しておかないことです。
自分の心の声を聞き、怒り感情を解消・昇華しましょう。すると、より良い人間関係を築くことができるはずです。
※人は人、自分は自分という思考を身に着けることができれば、楽になります。思い込むことで、そういう思考になれます。