内観や自分のことを見直してる最中に、具合が悪くなったらどうすればよい?
● 内観や自分のことを見直してる最中に、具合が悪くなったらどうすればよい?
たまに自分の内面を深堀したり、自分のことを見直したり、内観してる最中などなどで。
具合が悪くなる方がおります。
あまりにも、なぜ?なぜ?と、過去に向かって、問いかける為、過去の嫌な記憶が蘇り、具合が悪くなるのです。
その場合は、いったん、それらの作業は、即やめます。
過去に向かって問いかけ続けても、何一つ、良いことはありません。
思考がぐるぐるするだけで、どんどんネガティブな感情がわき起こります。
潜在意識的にも、良くない影響を与えます。
なので、過ぎ去った過去を見過ぎて、あれこれ考えるのは、やめるのです。
内観をするのであれば、「今の悩みにフォーカス」して、思考の深堀等をしてみてください。
「今」の定義
「今」の定義ですが。
昔の記憶が、「今」蘇った場合。それは「今」の悩みとして、カウントします。
この「今」の定義が、曖昧な方もいらっしゃいますが、「今」の定義は、正しく持つことも大事です。
過去の不快な記憶が鮮明に残り、「今」ふわっと思い出して、不快な感情に襲われれば、それは、「今」起きてることと、何ら変わりはありません。
潜在意識は、過去、今、未来の時間軸が、わかりません。
なので、過去の出来事や記憶なのに、「今」ふっと、蘇るのであれば、それは、バックグラウンドで、今もずっと動き続けていると、解釈します。
今、それが、起きてるのです!
今、ネガティブな感情を持ち続けてるのです!
なお、脳の使い方が整い、自分の思考パターンの癖も整えば、過去の出来事を思い出しても、具合が悪くなることもありません。
「そーいえばー、そんなこともー、あったっけなー(わはは)」
そんな感じで済みます。
ですが、もし、怒りなども、同時に湧き起れば、すぐに、自分の感情を見直してください。
まだ、怒ってるのねーと、蓋をせず、寄り添ってあげてください。
そして、「何のために、その思考を持ち続けてるの?」と、問いかけてください。
ですが、脳がまだ整っていないままで、過去についての内観を続けると、ぐるぐる思考が悪化します。(反芻思考)
なので、不調だなと思った時は、過去をわざわざ振り返ったり、過去を見ながらの内観は、やめるのが一番なのです。
正しい問いかけ方
「なぜ?」と過去に向かって問いかけるのではなくて、
「何のために?」「何の目的があって?」「何のメリットがあるの?」などと、未来に向かって、問いかけ下さい。
ちょっとの差ですが、この微差で、ぐるぐる思考はおさまります。不調もおさまります。
何のために?の問いかけは、逆に、前向きになる問いかけ方です。
他社でセッション経験がある方へ
他のところで、セッション等を受けられて、自分でも真似しておうちでやってみたら、どんどん具合が悪くなって、当社に相談に来られた方もおります。
どんな方法なのかは、具体的にはわかりませんが、もし、
・前世療法
・インナーチャイルド療法
・よくわからないスピリチャル系の療法
・昔の嫌な人に火をつけてあぶり殺すイメージング
などなどの、療法を受けていたら、直ちにやめてください。悪化しますよ。
まして、あぶり殺すイメージング??
潜在意識は、彼とか父親などの、区別が付きません。
元彼とか父親が憎くて、そういうイメージングをやったとすれば。今の彼にも、同じようにやってることとなります。
どうなるか、わかりますよね?
嫌いな人がいるのは、わかります。ですが、決して、他人に対して、雑な扱いは、してはならないのです。
視点を変えるだけでよいのです
潜在意識の改善も大事です。ですが、過去を見過ぎて、具合が悪くなったら本末転倒です。具合悪くなったら、すぐやめましょう。
あと、親に対しての思いを見直すワークも、心理療法では、比較的ポピュラーなやり方です。
これは、当社でも取り入れてます。
ですが、親子関係が悪すぎて、このワークが辛いという方もいらっしゃいます。その場合は、一切やる必要はありません。
中には、親子関係に、特に不具合がない方もおられます。その場合も、無理にやる必要はありません。
今起きてる悩みを見て、視点を変えるワークのみでOKです。
未来思考型に変わった時、また、親子関係を見ればよいかもしれませんし、逆に、親に対してのわだかまりも、自然と消えてるかもしれません。
これは、セッション等で、どうやるかなど、一人一人にあわせてアドバイスさせていただいてます。
今のあなたにあう方法で、脳の使い方の訓練をし、思考パターンを修正しするサポートを、私は日々させて頂いてます。